今年を振り返ると、「やる、やる」と言いながら、なかなか腰が上がらなかった自分が思い浮かびます。
やりたいことやアイデアだけは次々に浮かぶのに、実行する力が追いつかない。
そんな自分に、長いこともどかしさを感じてきました。
それでも今年は、これまでとは少し違う一年でした。
実際に人と出会い、関わり、話し、時には叱られ、時には励まされて、たくさん背中を押してもらいました。
「ひとりでは何もできない」と思っていた私が、「支えてくれる人がいるから動ける」という事実に、ようやく気づいた一年だったように思います。
気づくのが遅くて、遠回りもたくさんしました。
気がつけば44歳。
正直、もっと早く分かっていれば…と思うこともあります。
でも同時に、素敵な人たちと関わらせてもらったおかげで、自分では見ないようにしていた部分や、あまりきれいではない感情にも向き合うことができました。
それは決して楽ではなかったけれど、今の私には必要な時間だったと感じています。
2026年は、口だけではなく、ちゃんと行動する一年にしたい。
それは自分や大切な家族のためでもあるけれど、何より、私に気づきをくれて、支えてくれて、助けてくれて、応援してくれて、信じてくれた方々への恩返しをしたいからです。
人脈も、お金も、特別な肩書きもない私ですが、元気と体力ならあります。
年々あちこちにガタは来ているものの、まだ動ける。
夏は草むしり、冬は雪かき、引っ越しのお手伝い。
どんな形でも、私にできることがあるなら、全力でお役に立ちたい。
そんな気持ちが、今の正直な想いです。
もちろん、これだけで恩返しになるとは思っていません。
それでも、「何もしない自分」でいるより、「動いてみる自分」でいたい。
間違っても、失敗しても、まずは動いてみる。
2026年は、そんな一年にします。
今年出会ってくださったすべての方へ。
関わってくださったすべての方へ。
心から、ありがとうございます。
この感謝の気持ちを忘れずに、また来年、一歩ずつ進んでいきます。
