ずっと気になっていた「野菜収穫のスポットバイト」。
求人を見ては「やってみたい!」と思いながらも予定が合わず諦めていたのですが、ある日主人の仕事が休みになり、次男の送り迎えも不要に‼
これはチャンス!とすぐに応募したら、念願叶って働けることになりました。
片道1時間半、いざケール畑へ!
朝早く車を走らせ、千歳の畑に到着。
最初の作業はケールの収穫でした。
「汚れてもいい・濡れてもいい服装や靴で」と事前に案内されていたので準備していったものの、実際は想像以上! 葉っぱにたっぷりついた朝露で全身びしょ濡れ。
ぬかるみにハマって靴は2倍の大きさに(笑)
※写真はもう泥を落とした後だから2倍にはなってないけどもっこりどろが付いていましたWWW

それでも太陽の光を浴びながら体を動かすのはとても気持ちよくて、無心でケールを摘み続けました。
その後は綺麗なケールの葉を袋に詰めたり、汚れた葉を抜いて仕分けしたり。
「これは青汁になるのかな?」「オシャレなスーパーに並ぶのかな?」なんて想像しながらの作業は、ただただ収穫するだけよりも格段に楽しかったです。
ちなみにケールは「野菜界のご先祖さま」みたいな存在ともいわれるらしく、アブラナ科の植物で、キャベツやブロッコリーの原種に近い葉野菜。日本だと青汁の材料として有名です。
特徴をざっくりまとめると…
見た目:ちょっとゴワゴワした濃い緑の葉。サラダ用のベビーケールは柔らかくて食べやすい。
栄養:ビタミンC・K、カルシウム、食物繊維が豊富で、抗酸化作用のあるβカロテンやルテインもたっぷり。目や肌の健康、免疫力にいいとされる。
味:独特の苦味と青臭さがある。だからジュースやスムージー、炒め物にして食べられることが多い。最近はチップス(ケールチップス)にしてスナックっぽく食べるのも人気。
西洋では「スーパーフード」として注目され、日本でも青汁だけじゃなくサラダや料理に広く使われ始めています。
ニンニク分解作業とお昼のピンチ
次に挑戦したのはニンニクの分解作業。
皮をむいて一粒ずつバラすだけなのに、これが意外とハマる!
ずっとやっていたいくらい夢中になれる仕事でした。
お昼は持参したおにぎりと少しのお菓子。
作業直後はそれで十分だったけれど、帰る頃にはお腹が空きすぎて泣きそうになった(笑)
そして事件はここから・・・
お昼休憩を車で取る事にした私…車に乗ってエンジンを付けたらガソリンのエンプティランプが点滅! しかも財布を置いてきたことに気づいて血の気が引きました…。


でも思い出したの!ENEOSアプリでクレジットカードと連携してたじゃん‼
おかげで無事に給油できることが分かり、ひと安心。
昼休みに近くのENEOSに電話で確認したら「19:00まで営業・PayPayもOK」とのことで、携帯電話が普及していない時代だったら危なく午後からの作業は絶望の中での収穫作業になって、収穫する野菜たちに悪影響が半端ないところでした(笑)
かぼちゃ収穫で気づいたこと
午後はかぼちゃ畑へ。
女性陣はハサミでヘタを切り、男性陣は畑の中からかぼちゃを探し出したり回収作業を担当。
これが想像以上にハードで、指には水ぶくれが…。
一方、ベテランの外国人スタッフさんは次々とかぼちゃを収穫していて、その姿はまるで“パンプキンハンター”。目の前にかぼちゃの山ができていく様子に驚かされました。
延々と収穫を続けながら、ふとスーパーの売り場を思い出しました。
1個200〜300円で買えるかぼちゃ。燃料費の高騰や天候に左右されながらの作業、ここまで育てる大変さを思うと…「野菜が高い」とはもう言えないなと実感。むしろ安すぎるくらいだと感じました。
トンボが教えてくれた癒しの時間
作業の合間、ふと空を見上げるとトンボがたくさん飛んでいました。
試しに指を一本立てて「おいで〜」と呼んでみると、本当に私の指に止まったんです! しかも一度だけでなく何度も。
小さな羽音と共にやってきては止まる姿が可愛らしくて、泥だらけの作業の中で心がふっと癒される瞬間でした。
農家さんへの感謝と、得られた財産
今回のバイトは「自分の都合のいい時に参加できる気軽さ」で応募しました。
けれど実際は想像以上に大変で、その分農家の皆さんの仕事の尊さを実感しました。
この体験を通して、スーパーに並ぶ野菜をはじめとする農作物の一つひとつが今までとは違って見えるようになったのは大きな財産です。
帰り道はガソリン切れのハラハラと空腹で泣きそうになる場面もありましたが(笑)すべて含めて忘れられない一日になりました。

そして今回私のピンチを救ってくれたガソリンスタンドはこちら・・・
ENEOS千歳花園SS
〒066-0028
北海道千歳市花園5丁目3-2
電話番号:0123-23-4630
若い男性スタッフが対応してくれたんだけどとても好感が持てる接客をして下さいました。
そんなわけで、帰りはヒヤヒヤでしたが一日とて充実しました。
みなさんも機会があれば、ぜひ野菜収穫バイトに挑戦してみてください。
きっと同じように、食卓に並ぶ野菜のありがたさを実感できると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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